耐火性能偽装について

ラボラボ

2007年11月01日 10:32

10/30に報道されたように
建材メーカー「ニチアス」の耐火建材の偽装問題が発生しました。

「ニチアス」のHPは停止状態、電話での問い合わせ窓口も不通なので、詳細は不明です。
新聞などの報道によると、屋外の天井にあたる軒裏の天井材、
屋内の耐火間仕切壁のそれぞれ一部の認定工法について偽装があったとのこと。 


以下は新聞報道による
 ~住宅用断熱材などの分野でトップメーカーのニチアス(東京都港区)が、
  軒裏や間仕切り壁に関する耐火性能試験や準耐火性能試験に、
  水を含ませてより燃えにくくした部材を使って合格し、
  国土交通相の認定を不正に受けていたことが30日、分かった。
  国土交通省は同日、不正な方法で合格した製品20件のうち、
  実際に耐火性能を満たしていなかった軒裏14件、間仕切り壁2件について認定を取り消した。
  1時間以上の耐火性能があるとしながら実際は40分程度しかない軒裏が、
  少なくとも住宅約4万棟に使用されている。
  性能不明の4件は約6万棟で使われており、
  国交省は再試験するよう住宅性能評価機関に依頼した。


今回の件は、耐震偽装問題よりも頭が痛いかもしれません。
我々が建物を設計する際、認定を頼りに工法、建材などを検討・選定せざるを得ないからです。

昨日は、今までの物件、工事進行中の物件について
限られた情報の中で、調査・検討を行いました。
今のところ、直接の被害は見当たらないようですが、
新しい情報が入り次第、さらに調査し、ご報告したいと思います。


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